SNSをある程度やった事がある方なら
「拡散希望」という四文字を一度は見た事があるのではないでしょうか。
わたしは
「本当に拡散されるものは『拡散希望』って書かなくても拡めてもらえる」
と思っているので、実はこの「拡散希望」が嫌いです。
だけど、
「拡散」することが「応援」になることを知らず
何のアクションもしない人が多いから、
拡めたい人はわざわざ「拡散希望」って書いちゃうんじゃないか?
と思いました。
今日はそんな記事です。
* * * * *
去年の夏になるんですが、このような記事を読みました。
【【永久保存版】人にシェアを頼んではいけない3つの理由】
@
ちちぶる編集長あざみっくすの描く未来図あゆむ日々
「良いとか拡めたいとか思ったらお願いされなくても勝手にシェアするよ」
と思っているわたしなので、この記事を読んだ当時は全力で頷きながら読みました。
だけど、頭の片隅で少し思ってました。
「言われないと分からない人が多いから、
わざわざ『拡散希望』『シェアお願いします』って書いてる人もいるのでは?」と。
* * * * *
●人が「シェアをお願いしたくなる」状況
様々あるとは思いますが、今回はその中で2つを例に挙げたいと思います。
1.自分(あるいはグループ)の活動を知って欲しい
わたしのような個人事業主や、創作・制作活動をしている方、駆け出しのアイドルさんなど様々な人達が
「とにかく自分の存在を知って欲しい」時にシェアをお願いしたくなります。
ボランティアや動物保護活動・地域復興活動等をやっている個人・グループなども当てはまるのではと思います。
2.自分の作品/自社商品やサービスを宣伝したい
個人/法人に限らず何かを宣伝したい時、
お金をかけて広告を出すよりネット(SNS上)でシェアされた方が宣伝効果がある時があります。
例えば1の人が
「自分のやっている活動内容をざっくり書いて投稿」したり、
2の人が
「こんな作品・商品作ったよー! って投稿」しても、
読んだ人が
「へえ〜そんな事やってるんだ、面白いな!
でも地域が遠いし、援助できるようなお金もないし、わたしには何も出来ないや…」
「わ〜可愛い! でも今は買うお金の余裕がないや…。」
「わたしもう買ったもんね〜!」
って思って画面閉じたら、そこで終了じゃないですか?
というか、わたしはいつも「そこで終了」してました。
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●言われないと分からない人がいる
「分からない人がいる」って他人事のように言ってますが、これは過去のわたしです。
「直接行けなくても、お金を使えなくても、拡めるだけで応援になる」
ということが、言われないと分かりませんでした。
「わたしには何も出来ない」と思って画面を閉じたらそこで試合終了ですが、
「わたしは直接何かできないけど、拡める事で応援になるなら拡めちゃお〜っと」
と思ってRTボタンを押す、シェアボタンを押す、
何なら独自の紹介記事やツイートやイラストを書く、とかすると
「本人」は特に何も出来なくても、
「本人の周りの人」が具体的にアクションしてくれる場合があるのです!
わたしはこの「巡り巡って必要な人の元へ届くシステム」を分かっていませんでした。
「拡散・シェアが応援になるんですよ」って教えてもらうまでは。
* * * * *
●無理に拡散しなくてもいい、応援の仕方は人それぞれ
以前わたしが
「お金使えないけど応援したい方はシェアやご紹介してくれるだけで応援になりますよ!」
という事を書いたら
「ともえさんは自身が境界性パーソナリティ障害だと公言してらっしゃるので、
そのともえさんを紹介したら自分も同じ境界性パーソナリティ障害だと思われそうで怖い」
というメッセージを頂きました。
最初わたしは、正直
「人ってそこまで深読みするのかな…?」
と思いましたが、その人がそう思ったんならそれがその人の真実なのでしょう。
上記の理由だけでなく、「応援はしたいけど拡散はできない」理由が各個人あると思います。
そういう方は、無理に「拡散しなきゃ!」と思わなくていいんですよ。
心の中で
「いつかともえさんが大成功して日本いや世界中の人に知れ渡りますように!!」
「いつかともえさんが叶姉妹のようにファビュラスな存在になれますように!!」
等さまざまな成功の形を祈って下さい。
いや、別にそこまで大成功しなくていいんですけど…。
あと、例えばわたしが
「〇〇してくれたら嬉しいです!」
と言った時に
「〇〇ができない自分はファンじゃないんだ!!!」
という考えにしない方が、自分も他人も幸福でいられると思いますよ。
わたしは自分の意見は言いたいけれども、「教祖様」になりたい訳ではないので。
「絶対にこうしなきゃダメなんだ!」
「この人の言う事は絶対なんだ!」
という考えは心身を壊すと思っております。
(まあ、それを無理強いしてくる人もいますけどね…)
* * * * *
●「拡散希望」の無意味さ
「拡散することそのもの」には効果があっても、
「拡散希望やシェアお願いしますってただ書くだけ」では
あまり効果がないのが現状だなと思っております。
ある程度「名前」や「顔」が売れてる人・グループ・会社などは効果があるかも知れません。
(ネタとして使われる場合もあります)
実際TwitterとFacebookを見てると、
・拡散希望って書いてないのにめちゃくちゃRTやシェアされてる記事
・拡散希望って書いてあってまあそこそこRTやシェアされてる記事
をよく見かけます。
「拡散希望」って書いてあって「すげーシェアされてるな!」っていう投稿はほっっっっとんど見ません。
わたしが見てないだけで実は沢山あるのでしょうか?
* * * * *
●等価交換からの「拡散希望」をお願いする
冒頭でご紹介した
【あざみっくすさんの記事】にも書いてありますが、何事も等価交換でバランスが成り立っています。
ところでわたしは、よく
「ともえさんの書く記事で救われたのに、何もお返しできなくて申し訳ない」
「自分なんかがともえさんのマガジンを無料で頂くなんて図々しいのでは」
…などのお言葉を頂きます。
わたしの作り出した何かに「価値」を感じて
「お返しできない!」
「微力でも応援したい!」
と思ってくださったのなら、ハイ、そんな時の「拡散」! ですよ。
「わたくしともえが無償で提供した何か」=「拡散(で応援)」
なのです。これで等価交換です。
「そんなことで?」なんて思わないで下さいね。
インターネット上だけじゃないです。
あなたが隣にいる誰か一人に
「ともえさんって人がいてね…」と喋っただけで「応援」です。
例えば携帯・スマートフォンの待受け画面に「ネコトバ。」の絵を設定して、
隣の友達がそれを見て「かわいい猫だね!」と言っただけで…
もう「拡散」の一端ですし、それで「応援」です。
ひとりひとりは「こんな小さなことで…」と思うかも知れないけど、それがいつか大きくなるのです。
一躍有名になった「この世界の片隅に」だって、
この映画をいいとSNSや口コミで紹介した「ひとりひとり」がいたから、大ヒットしました。
* * * * *
小さな「拡散」が「応援」になるなんて知らなかった! 考えたこともなかった!
という方は今日から、応援したい方をちょこっと「拡散」「シェア」してみて下さい。
(最近は「いいね」だけでも他の人のタイムラインに表示されるみたいですね)
拡散できない事情のある方は、
「この方がファビュラスになれますように…」って祈りましょう。笑
無料の応援もするけど、お金を使った応援もできますよ! という方は、
【カレンダーのご購入をご検討ください】。笑
今月からお値引きで販売価格が1100円になりました。
最後にしっかり宣伝でした!
ごきげんよう、さようなら。
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★【無料セルフマガジン「ぱりこれ。」配布中】
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