ここ数年くらい、たびたび
「愛されたいとか大事にされたいとか幸せになりたいとか思うなら、
他人に期待する前にまず自分で自分を大事にした方がいいと思う」
ていう話を書いています。
(なぜならそうした方が、自分を大事にしたり助けてくれる人が周りに集まってくるから)
で、そういう話をすると必ず現れるのが
「でも自分には絶対無理です」
「難しすぎてどうしたらいいか分かりません」
と言う方なんですね。
自分もそうだったのでかなりお気持ちお察ししますが、しかしながら
「じゃあこれからもずっと
そのままでいいですか?
今めっちゃつらいのに?
その内なんとかなるはず、って
思いがちですけど、
自分が何もしなければ、
そのままなんともなりませんよ?
今のそのつらいのが死ぬまで続くとしたら
めっちゃ嫌じゃないですか?」
と思うのです。
嫌じゃないですか?
未来に希望がなくてずっとつらいままって。
嫌すぎて、わたしは何回も死にたくなりましたけど。
という事で、過去にリストカット・OD・自殺未遂など一通りやったわたくしが、
今思いつく限りの「自分を大事にできるようになった方法」を書いていこうと思います。
※ただ、精神疾患最高潮の方は「何をどうしても自分を大事にできない」場合もありますので、
そういう方はこんなブログ読んでないで速やかに適切な病院やクリニックに行って下さい。
ヤブ医者に当たっちゃダメよ!
***
1.まず「自分には絶対に無理」をやめる
つらい人は大体
「自分は絶対に幸せになれる訳がない」
「こんな自分を好きになったり大事にしたりなんて無理」
「こんな自分を本気で愛してくれる人は世界中どこにもいない」
などの台詞を言ったり思ったりします。
そして大体「なぜなら自分は○○だから」という理由や原因をくっつけています。
その理由や原因は根深く、簡単に取り除くことができない(と思い込んでいる)ものなので、
まずは「自分には絶対に無理」からやめてみて下さい。
2.自分にいろいろ許可を出す
わたしはかつて休めない人間でした。
自分のようなクズが休むなんておこがましい、馬車馬のように働くべしと思っていました。
そして結果、精神を病んで入院してみたり、過労で倒れたりして人に迷惑をかけ、
「やっぱり自分はダメ人間だ」
と思ってきました。
過労で倒れて周囲に迷惑をかけるのは、自分がダメ人間だからではありません。
働きすぎだからです。
ということで「自分は休んでもいい」と許可を出すようになりました。
その他、
「今日はもう寝てもいい」
「温泉に行ってもいい」
「友達と遊んでもいい」
「母親に素直な気持ちを言ってもいい」
「パートナーを頼ってもいい」
など、あらゆる許可を出し続けました。
ただこれマイナスに働くと、
「自分はもう頑張らなくていい、我慢せずに死んでもいい」になるんですよね。
これは気をつけないといけない所です。
うっかりこっちに針が振れてしまったら、
「どうせ死ぬなら○○をやってもいい」
の許可へ軌道修正しましょう。
「どうせ死ぬしな」と思ったら、割といろんなことが出来ます。
旅行でも、親に本音をぶちまけるでも、好きな漫画の単行本全巻買うでも、何でもやりましょう。
どうせ死ぬから人殺そうとか、積極的に他人に迷惑をかける行為じゃなければ、
我慢してきたことをどんどんやってみて下さい。
「高いから映画館で映画観るのやめる」を
「映画館で映画観てもいい」にしたって、
最大でも1800円くらいでしょうが。
映画館で映画見るために10億借金する訳じゃないでしょうが。
映画館立てるんか。立てんやろが。
そういう「自分が心地よくなるために、自分にお金を使ってもいい」という許可も大事なことです。
3.「自分は不幸の中に居たいんだ」と自覚する
突然ですが、人間が一番怖いものって何だと思いますか?
地震雷火事親父でしょうか。
いえ、“未知の世界”だと思います。
(これは「嫌われる勇気」に書いてあったかも知れない)
今まで真に全く体験したことのない世界は、
右も左も分からない、
何が起こるか分からない、
何か問題が起きた時の対処法も分からない、
と不安や恐怖の連続です。
そこに一歩踏み出すくらいなら、今の場所に止まっていた方が安心です。
どこに何があるか大体わかるし、
仮に問題が起きたとしても今までの経験で対処できますし。
これは「つらくて不幸な自分の世界」も同じです。
わたしは「生きづらくて過去の思い出に縛られていてつらくて苦しくて早く死んだ方がマシな世界」に望んでずっと居続けていました。
なぜか?
対処法を知っているからです。
大抵の不幸は「やっぱりわたしの人生はクソで上手くいかないんだ」で片付きます。
どんなタイプの不幸が襲ってきても、
大抵のことは役所か裁判所かGoogle検索を頼れば何とかなります。
しかし、「生きやすくて過去から解放されて楽で面白くて未来に何が起こるか楽しみな世界」は恐怖でしかありませんでした。
なぜか?
“今まで体験したことがないから”です。
急に大きな幸せが来たとしても、どうやって対処していいか分かりません。
だからわたしは、安心でやり方が分かりきっている、
「不幸をチクチク潰し続ける世界」を選んできました。
「だってあっちの世界、本当に幸せになれるか分からんし」
「どうせ失敗するに決まってるし」
「自分なんかには無理無理。才能のある人にしかいけない世界なんだ」
「大体そんな都合のいい世界があるわけない」
「どうせ最後はだまされて、またお母さんや家族にバカにされる」
…というような言い訳を山ほど背負って。
未知の世界が怖くて怖くてたまらないので、
どうにかして行かずに済むように、
言い訳を毎日毎月毎年ひねり出していました。
もしもこれを読んでいるあなたもそうであり、
なおかつ苦しんでいるのであれば、
「自分は今、不幸でいたいんだな」
と自覚してください。
「自分は今とても不安で、安心が欲しくて、
自分自身をずっと不幸な場所に置こうとしているんだな」と。
「変わるのが怖いから変わりたくないんだな」
そう自覚してください。
これ自覚できるようになると、だいぶいいですよ。
いつもは無意識で自分をつらい目に遭わせようとしている所で、
「あっ、これ今、安心するために自分を
前と同じ不幸な場所へ置こうとしてるんや。
危ね危ね〜。回避回避!」
って出来るようになります。多分ね。
わたしは度々そう出来るようになりました。
「あっわたし今、自分を不幸にしようとした〜! フイ〜! 危ね危ね!」って。
“自分を大事にできない”のではなく、
“わざわざ不幸な目に遭わせている”ことを自覚できると、人生はだいぶ楽になる気がします。
少なくとも、わたしは楽になりました。
ということで、この他にも色々やってきたことはありますが、今パッと思いついた
“自分を大事にできない人が自分を大事にできるようになる方法”は、
・自分自身に許可を出すこと
(数々の「自分は○○してもいい」…から、
最終的には「自分は幸せになってもいい」まで許可できるように)
・わざわざ自分で自分を不幸な(つらい)場所へ配置しないこと
(安心するために、以前と同じ不幸な場所へ自分の身を置こうとしていることを自覚する)
ですね。
他の方法もまた思いついたら(思い出したら)記事にしたいと思います。
ごきげんよう、さようなら。
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