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息がしづらい世界でどうやって呼吸をしていくかは、自分で決めるしかない
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時々、自分は「息苦しい絵」を描くなあと思う。

そうしようと思って描いているわけではなく、不定期に、
気づけば目の前に「呼吸をしづらそうな女性」が出来上がっているのだ。


首に縄の痕がついた女性、

水中にいる女性、

喉元を押さえる女性、

ガスマスクの女性。


世界は以前に比べると随分、わたしにとって生きやすくなったなあ、と思っているのだけど、
描こうと思って描いていないのにそれが出来上がる、ということは
まだまだ、“息がしづらい”のかもしれない。

というよりも、そもそも自分は“この世界で生きていくための呼吸器官”が弱いのかもしれない。
 
180122_02s.jpg

ただまあ、「息がしづらい」ことを以前よりは受け入れられるようになった気がする。

“自分は常人と同じ呼吸器官を持っている筈なのに、なぜ周囲の人と同じように息ができないんだ!”

と思うとつらいが、

“自分は生まれながらに呼吸補助器がないと生きられない人間である”

という風に思うと、わりと諦めがつく。

周囲と同じになりたいと願っていると、周囲と同じになれない自分を責めてしまう。

「あっ、そういう人間なのね。なら、しゃーないわ。」

と思えば、世界は随分生きやすい。

時々、息が浅くて苦しくなることがあるとしても。


ガスマスクをつけていないと生きられない人間だとしても、
きっと誰か一人二人くらいは「ガスマスクかっこいい!」と言ってくれるだろう。


「自分はこういう人間なのね〜。じゃ、しゃーないわ」で済ませられないなら、
どうにかして“こんな自分”を変える以外に術はない。

ただ、“こんな自分”が、先天的なものでどうしようもない場合は、それを受け入れる以外に術はない。


生まれつき呼吸器官が弱いなら、
息がしやすい補助器をつけるか、
息がしやすい場所に行くか、
息がしやすい空間を自分で作るしかない。

どういう方法で「息がしづらい世界でうまく呼吸をしていくか」は、自分で決めるのだ。


わたしはどうにか生きている。
あなたはどう生きる?


ごきげんよう、さようなら。


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