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自営イラストレーター小噺●ただ頑張って描き続ければいつか人気が出る、は妄想です
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世の中には絵描きの人が沢山おりますが、中には
「もっと見てもらいたい」
「人気が出て欲しい」
「作品が売れたい」
という方もいらっしゃるでしょう。

そのために
“頑張ってたくさん描く”
のはもちろんいいことだと思うのですが、

「ただ頑張って描いているだけでは、
上手くもならないし、見ても買ってももらえない」

というつらいお話を今日は書いていこうかなと思います。

これはイラストレーターに限らず、
ハンドメイド作家でも、ライターでも、
ありとあらゆることに関して言えることかもしれません。

(わたしもまた超絶人気絵師という訳ではないので、
 この話は成功談というより失敗談の要素を多く含みます)
 
わたしは自分の視点でしかものを喋れないので
完全に所感なのですが、

人気が出たりお金を出してもらえたりしている
イラストレーターさんは、

・人の話を聞ける

・勉強家あるいは研究家

・何かのジャンルに物凄く特化している


ということが多い気がしています。

…というよりも、ちらほら視界に入る
「人気が出なくて悩んでいる絵描きさん」
は、上記の条件をあまり満たしていない気がするのですね。


まず、“人の話を聞ける”なのですが、
これは2番目と関連していて、

「絵の上達のために役立つ話を聞くことができるかどうか」
「ものを売るために役立つ話を聞くことができるかどうか」

です。

たとえば周囲の人が言う

「イラストレーターで食っていくとか無理でしょw」

みたいな話を聞く必要はありません。

わが作品のために勉強・研究を怠らずにいられるかどうか、ということ。

絵が上達しない人は、自分の得意なものしか描きません。

絵が上達しない人は、
「可愛く見せるコツ・あるいはカッコよく見せるコツ」
を学んで取り入れようとしません。

絵が上達しない人は、
「絵が上手になる方法」を学ぼうとしません。

それはそれで、特に問題ではありません。
めちゃくちゃ上手じゃなくても、絵は売れますので。

ただ、それを「仕事」にしようとか、
「いつかそれ一本で食っていこう」と思うなら、
人の話を聞いたり、人の作品を見たりして、
勉強・研究していくのは
当たり前なんじゃないかな〜と思うのです。

ちなみにこれ、わたし自身は10〜20代の時にあまりやってませんでした。

「とにかく頑張って描き続けていれば、いつか必ず人気が出る!」

と思って、勉強とか研究はほぼしてませんでした。

「このままではダメだ」
と気づいたのは30代になってからか、差し掛かろうとしていた頃です。
遅ー!!

* * * * *

3つ目の
「何かのジャンルに物凄く特化している」
ですが、

“この人といえばこれだよね!”

というものを持っている方は、どの業界でもめちゃくちゃ強いです。

わたしは人物イラストも猫イラストも描いていきたかったのですが、

「ネコの方が描きやすい」
「猫イラストの方が、どうやって売っていいか、売り方がわかる」

という理由で、途中からネコトバをメインにするようになりました。

そこから「お金を使っていただける作品作り」が始まった気がします。


ここ最近は「猫も山ほど描いたしな〜」と思って
エッセイ漫画を大量に描いてみたり、
人物イラストを前より描くようになったりしましたが、

「この白黒ネコちゃん見たことある!」って
人から言われるのは消えないんですよね。

なのでこれからも

“どっかで見たことある白黒ネコの人”

としてやっていこうと思っています。
それがわたしの「特化部分」だと考えているからです。


「たくさんいろんなものが描けること」が魅力になる人もいます。

ただ、「いっぱい描いているのになぜか売れない」という方は
ひとつテーマを限定的にして
作品を作ってみるのはいかがでしょうか。

着物男子しか描かない、でもいいでしょう。
前髪パッツン女子しか描かない、でもいいでしょう。
半獣人しか描かない、でもいいでしょう。
自分はうさぎしか描かない、でもいいかも知れません。

逆に
「わたしは〇〇なイラスト“しか”描けない…」
と思っている方は、そこを突き詰めていきましょう。

「子供しか描けない」
→いいじゃないですか。世の中には童画家と呼ばれる絵描きの職業があります。

「暗い絵や猟奇的なイラストしか描けない」
→いいじゃないですか。鬱イラストレーターとして名を馳せましょう。

なぜかそれしか描けない自分を、
“描けない”じゃなくて、
そのジャンルだけめっちゃ“描ける”自分になるといいと思います。

もうやってる!! という方は、
多分まだまだマニアックさが足りていません。
もっと突き詰めましょう。

まだ「これだけを描いてていいのかな…?」
という迷いがあるのではないですか?

「こんなにこだわったら、
変態だとか変人だとか思われないかな…?」
という恥じらいがあるのではないのですか?

ノンノン! もっと突き進んで下さい。


冒頭でも言いましたが、
これはハンドメイド作家でも、ライターでも言えることです。
なんなら人生全体にかかわってくることです。

「自分の強みを見つける」ということは。

突き詰めた結果、
「自分の強みはそもそもイラストじゃなかったわ…」
ということが起きることもありますので、ご注意くださいませ。
わたしのように。


それでも己が幸せに生きられるのならばいいのです。

ごきげんよう、さようなら。


※ちなみに本文とは全然関係ありませんが、
今日のイラストは
過去記事のイラストを水彩風で塗り直してみました。
いかがでしょうか。

参考にしたサイトはこちら
Photoshopで水彩風イラストを描いてみよう!

紙の質感を表現!継ぎ目のないPhotoshopパターンテクスチャセットSublte Paper Tile Pattern

Sublte Paper Tile Pattern(直リンク・英語サイト)


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