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  • 2023.10.11 Wednesday
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大勢の他人と家族を同時に幸せにはできない。めしや巴李古で知った自分の心について
180923_01s.jpg

参加者全員が幸せになれたかは分かりませんが、
とりあえず聞く限りでは好意的なご感想が多い
「一夜限りのめしや巴李古 in 冬營舎」
わたしもすごく楽しかったです。
昨夜は興奮して寝付けませんでした。笑

そんな楽しい雰囲気に水を差すようで何なのですが、
良かった話よりもマイナスな話を
先にするのがわたしの文芸でございまして。

まあ、端的に言うと
現在同居している親族があまり
よく思っていなかったらしく、
本日注意を受けました。

「遊びにばっかり出てないで家のことをしろ」と。

いやー、わたしですねー、
前日も仕事終わったらすぐ買出しして
そのあとも2時間半くらいずっと前準備して、
当日も朝の9時半から16時までずーっと料理をし続けて、
イベント中も17時の開始から深夜の1時まで
ずっとどったんばったんおおさわぎしてたんですけど、
そして参加者の皆さんからお代金もきっちりいただいたんですけど、
「遊び」なんだなーと思いまして。衝撃的でした。

もちろん楽しかったけど、お金を頂いている以上、
「遊び」ではねえだろと思っていました。


(※わたしのブログということで
便宜上うちのIDをつけていますが、
この記事に使用している写真はすべて
昨日来てくださった310Eさん撮影のものです。)
 
 
そして、確かにわたしはここ最近
イベント運営やライター取材などで
毎週出かけたりしていましたが、
(仕事ばかりだと疲れるので息抜きに遊びにも出ていた)

できる時には夕食を作ったり洗濯をしたり
廊下や自室をフローリングモップで掃除したり
してたんですけど、
その人の目の前でやらないとダメなんですね〜。

っていうか、その人の求める
完璧な回数じゃなかったんでしょうね。

かつてのわたしだったら、
「やっぱりわたしなんか外に出て
目立ったことしちゃいけない人間なんだ。
家でおとなしく家事でもしてればいいんだ…」
と思ってましたけど、
今回は完全に

「嫌だね。
これからも外に出て目立った活動するぞ」

と思いました。

昨日イベントを手伝ってくれたパートナーにも
「あなたは大勢の他人を幸せにしたのに、
家族は良く思ってくれなかったんだね」
と言われました。

わたしはちょっと
「本当にみんな楽しめた!? 美味しかった!?」
って不安だったんですけど、
他者目線で“大勢の他人を幸せにした”
ように見えるのなら、多分そうなんだと思います。

で、結論が出ました。
大勢の他人を幸せにしているときは、
家族(親族)を幸せにできないです。
というか、自分の能力をなにかと低く見てきたり、
自分の活動を応援してくれない家族(親族)には。

しかしそんな人、世の中にいっぱいいる気がしました。
大勢の他人は幸せにしているのに、
家族からは白い目で見られている人。

たぶん今回一番、同居親族のカンにさわったのは
“お客さんとスタッフ分の食事だけ作って、
家族の食事は用意しなかった”
ことだと思うんですよね。

「たったあと2人分くらい作れるでしょ」
と思ったかもしれないけど、
お客さんとスタッフ分だけで20人前必要で、
しかも、予定時間に全然間に合ってなかったので、
もう絶対無理でしたよ。
ていうか、作って欲しいなら
「ついでにうちのおかずも作って」って言えばいいじゃない。
なんでわたしが気を利かせて
何も言われていないのに作らなきゃいけないんだよ。

180923_02s.jpg

わたしは、毎日ごはんを作っても
特に「おいしい」とも何とも言わない
親族のためにメシを作るくらいなら、
(母はおいしいって言ってくれるんだけども)

「おいしいです!」
「うまーい!」
「楽しかった!」
「ありがとう!」
「嬉しい!」

と言ってくれる大勢の他人のためにメシを作った方が
よっぽどいい、と思いました。

まあ、今朝は洗濯物を干し、
今夜の夕食を作ったおかげか
同居親族の機嫌はじゃっかん元に戻りましたが、

「ああ、この家を出ないとな」
と心底、本気で思いました。

わたしは自分の活動を応援してくれない、
見下してくる家族とはもう一緒にいられません。

先日亡くなられたさくらももこさんが言っていたという
「家族だからといって自動的に愛情が生まれるわけではない」
(だったかな? なんかこんなニュアンスの言葉)
がものすごくよく分かりました。

家族や親族だからって、
無条件に全員愛せるわけじゃないし、
愛されるわけでもないんですよね。
愛したり愛されたりできるのは、ちゃんと理由があるのです。
血の繋がりたったそれだけで、
その条件をぶっ飛ばして愛されることはねえよ、と思いました。
(ってのは、わたしは実の父親にも思ったのですが)

でもね、逆にこれはいいことだと思いました。
もしこの家がものすごく居心地が良かったら、
わたしはたぶん、そもそも「めしや」をやっていなかった。

この家の呪縛から逃れたいのもあって、
わたしは引っ越し 兼 「めしや」を開業したのです。
(実は)

そして、たくさんの人に出会えました。

体を壊して家に出戻ってしまったけど、
やっぱり今回の「めしや」のおかげで
「あ、やっぱ家は出ないとダメだ」
と思えました。

昨日のみなさんの笑顔や食べっぷりのお陰です。
本当にありがとうございました。
今思い出してもグッとこみ上げるものがあります。

「また次やってください」って言われたけど、
なかなか大仕事だったので、
次はいつやるかわかりません。笑
というか、次があるかもわかりません。

でも、今回の
「一夜限りのめしや巴李古 in 冬營舎」だって
本当にやるんだかやらないんだかって感じだったのに
実現したわけですから、
人生には色々と「やらないかも」「できないかも」
と思ったことでも
できることがあったりするんだなあ、と思いました。

わたしのやっていることが、
書いている言葉が、
あなたの、何かの力になればいいなと思います。

応援してくれない親族の幸せより、
血も何もつながっていない他人の幸せを
わたしは作れる人になりたいです。

ごきげんよう、さようなら。


(310Eさん、お写真ありがとうございました。
 2枚目の写真、ものすごく好きです。)

* * * * *

◆ぱりこの次回出店(出展)情報◆

「ことのは」作品&イラスト展示

展示期間:
2018年9月25日(火)〜10月1日(月)
※作品展示のみ

場所:
イオン松江ショッピングセンター2階
無印良品前パブリックスペース

しまねカミングDayコンベンション2018

開催日:2018年10月6日(土)&7日(日)※直接参加
時間:
土曜→11:00〜19:00 ※9:00〜11:00 プレス内覧会
日曜→10:00〜17:00

会場:くにびきメッセ大展示場
〒690-0826 島根県松江市学園南1丁目2-1

公式サイト:https://www.kami-con.jp/

ぱりこしょっぷ。

開催日:2018年10月13日(土)〜14日(日)※直接参加
時間:10時〜17時
会場:益田駅前ビルEAGA 1階
〒698-0024 島根県益田市駅前町17-1(最寄駅 JR益田駅)
 

* * * * *

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コメント
2018/09/24 12:26 AM posted by: あいこ
Twitterを辞めてしまい
連絡とれずにいました。ぱりこのめしやどうなったかな?とブログ見にきました。
巴さんちょっとご親族やご家族の環境がストレスになっているのですね。すんごい気持ち分かります(勝手にすみません😣💦⤵️)私も家族に頭ごなしに言われ続けていました。。。
(だから島根によき思い出ない)
一度東京にお試しで出て見られてはどうですか?
もしよろしければお試しで出る際は言って下さい。お部屋無料でおかしいたしますよ(^-^)
とは言ってもうちですが。。。
ほぼ家にいないので、寝るだけ生活なので、
2018/09/26 11:58 AM posted by: 巴(ともえ)
◎あいこさん
20代の頃、東京に住む父親が脳梗塞になり
面倒を見るために1週間ほど東京へ住んだのですが、
その時に「ここはわたしが住む場所じゃない」と思いました。

今の歳になって、時々東京へ遊びに行ってもその考えは変わりません。
東京も、合う人と合わない人がいるようですね。

ところであいこさんは、一度会ったことがあるだけの女性に
「うちを貸すので住んでください」と言われたら
「ヤッター!」となりますか?
わたしは率直に言って、同じ女性でも「少し怖い」と思いました。

人との距離感の詰め方って、
わたしも長く悩んできたのでお気持ちお察ししますが、
急激に近づこうとすると「怖い」と思われることが
ほとんどですので、お気をつけくださいね。
2018/09/26 11:51 PM posted by: -
管理者の承認待ちコメントです。
2018/09/27 12:00 AM posted by: -
管理者の承認待ちコメントです。
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