何か新しいことを始めようとするとき、人は必ず恐怖を覚える。
恐怖は「不安」に形を変え、わたし達のやる気を蝕み、新しい挑戦を圧し潰していく。
その恐怖に打ち勝つ方法は覚えた。
「不安は妄想である」と知ることだ。
多くの不安は具現化しない。
本当のアクシデントは、わたし達の想像の範囲外からやってくる。
要するに、「やってみなければ分からない」ということ。
そう思えるようになったお陰で、新しいことにはどんどん挑戦できる。
そんなわたしにも悩みはある。
それは、
「前に失敗したことへの恐怖に打ち勝てない」ということだ。
「新しいことへの恐怖」に比べて、「昔失敗したことへの恐怖」は妄想ではない。
“現実で実際に起きた嫌なこと”が何度も頭の中でフラッシュバックする。
「一度起きた失敗が、もう一度起きるとは限らない」、それは分かっている。
それでもわたし達は「二度ある事は三度ある」という諺(ことわざ)を大事に抱え、
昔失敗したことには再挑戦したがらない。
わたしは今、昨年からふと何度も思っている
「ハンドメイドアクセサリー作りを再開しようかな」
という気持ちが実行できない。
今日はそんな話を書こうと思う。